ケガをしたら

ケガをすると腫れて熱をもち炎症が起きます。炎症はケガ直後より時間がたってからのほうが広がります。炎症が広がらないようになるべく動かさずに、ケガ直後6時間以内はすぐに下のようにしつこくくり返して冷やしたほうが治りが早いです

 

冷やし方

(冷やす)ケガをしたところにタオルを敷き、その上から氷と水を入れたビニール袋を5~10分くらい当てます。

(休む)5~10分くらい休みます

(くり返す)①~②を最低でも5回以上、できるだけしつこくくりり返し冷やします。 冷えすぎるなら少ない時間、少ない回数でもかまいません

  

翌日からは

ケガしたところに熱がなくなったら冷やさないでください。熱がまだあるか分からないときは、ケガをしたところとケガをしていない反対の同じところに、それぞれ片手ずつ当てて比べて確かめてください。熱がなくなっても冷やすと治りが遅くなります

  

参考文献:

コーチング・クリニック 2017年10月号「正しいRICE処置を知ろう」山本利春

医学のあゆみ 254巻12号「プロスタグランジンと炎症」成宮 周