その後 1

 

2020年6月1日

概略

再開に向けての概略は、

杉並区の体育施設は、都内だけでなく先に緊急事態宣言解除された地域と比べてもかなり早い再開のようです。一見ありがたいことですが、拙速で区は再開後の運営方針をきちんと示さずに各体育施設の指定管理者に丸投げしました。このため各施設ごとにバラバラなだけでなく、スポーツ庁のガイドラインとも大きく隔たって安全面に問題があります

 

そこで当道場では自衛を重要視し手洗いなどのルールを新選組の局注法度なみに徹底することで稽古を再開しますが、本来の誰もが安心して使えるような施設環境を強く望んでいます、

ということです

 

 

意図

森友学園、加計学園、桜を見る会の国の記録がないことを知的財産の喪失とTVで何人ものコメンテーターが力説した後に、コロナウィルスの猛威が押し寄せてきました。感染拡大防止のため稽古で利用していた体育施設も閉鎖されましたが、黒川検事長の騒ぎが収まりはじめたころに再開が告知されました

 

新型のため分からないことが多く、参考になりそうな1918年ごろのスペイン風邪についての記録も国内に少ないそうです。予想とおり感染症専門家会議はきちんとした議事録を残していませんでした。そんな中、スペイン風邪に感染した市井の女子学生の日記が見つかり、当時を知る貴重な史料だそうです。これらのニュースを聞き、体育施設の再開についても大したものでなくても残せばいつか何かの役立つかも、という思いに駆られました

 

また杉並区に限らず現在の体育施設の問題のほとんどが指定管理者制度の欠点に原因があるように見えます。このため今回の再開後の混乱はそのいい象徴で、指定管理者制度をいつか誰かが検証しくれたら資料になるかも、と思いました

 

今回、子どもたちは休校だけでなく外出自粛、公園で遊んでると通報されることもあるほど一番割を喰わされたと思います。 急に3か月も強制的に平穏から離されて何ら意見もできない子どもたちに対して、私は緊急事態宣言で仕事もなく、ホームスティ?これ幸いと憧れの隠居生活を毎日を堪能しているだけでした。このため、何もしてやれなかった未来の聡明な大人たちへ少しは罪滅ぼしになるかなぁ、と体のいい思いもあります

 

これらの理由で、市井の立場で経緯をネットに載せました

 

 

スポーツ庁

杉並区の体育施設が、スポーツ庁のガイドラインと大きな隔たりがあることを、スポーツ庁にメールで問合せし、回答待ちです

 

 

荻窪保健センター

杉並区の体育施設が、スポーツ庁のガイドラインと大きな隔たりがあることを、荻窪保健センターに電話で相談しましたが、

荻窪体育館が非常口の扉は近隣住民から汗臭いと苦情があるから開放しないことなどについて

 

「この異常な状況で呆れますね。でも体育施設は保健センターの管轄外で相談を受けられない。スポーツ振興課、区政相談課、区長に相談して」

 

との回答でした

 

区には体育施設について以前から度々問合せをしていて、強く抗議したところスポーツ振興課長に

 

「体育館を使わせないぞ!」

 

と怒鳴られ脅されたこともあります

 

2017年には上井草スポーツセンターで施設の危険性につながる指定管理者 東京アスレティッククラブの怠惰や不当を相談したところ、

 

「そんなことを言ってくるのはあなただけ。一人だけの意見は相手にできない」

 

とスポーツ振興課 施設管理係長に電話で言われました。メールでの問合せに回答がないだけでなく、情報公開請求したものですら回答がありません

 

2020年5月29日にも職員課に電話確認しましたが、HPの区長への手紙や区政相談課に相談しても担当課に意見を伝えるだけだそうです

 

2017年にも区政相談課長から「意見は担当課に伝えるだけ」と面前で言われたため、

スポーツ振興課長の上司にあたる区民生活部長へ面会を試みて来庁しましたが、区民生活部 管理課長に

 

「部長は会わない、帰れ帰れ!」

 

と怒鳴られ、区政相談課に

 

「帰らないと警察を呼ぶ」

 

と脅され、警備員と区政相談課長で後ろから囲まれました。3人の区議会議員にもそれぞれ相談もしましたがほぼ話を聞くだけで何も解決しませんでした。陳情もしましたが議会以前の委員会で止まりました。このため正攻法では打開できないと考えます

 

 

エーザイ

感染症についてにあるように、1年前に”イータック抗菌化スプレーα”についてエーザイに 

 

「スプレー後に30分乾燥で90%の効果がでて、1週間持続できる」 

 

と、確認していますが電話で再確認したところ

 

「十分な効果を発揮するには液が対象物に定着化することが鍵」

「スプレーではムラがあるので、まんべんなく拭き広げが必要」

「拭き取りと、拭き広げは違う」

「拭き広げとは、乾いた布でかまわないので噴霧後に対象をまんべんなく濡れ広げることで、拭き広げただけで乾くなら液量が足りない」

「乾燥時間は液量や対象で異なり、15~20分かもしれない。スプレーして濡れ広げて、そこから乾燥する時間が適当」

 

とのことでした

 

 

 

2020年6月2日

上井草スポーツセンター

換気

小体育室入口に4つある扉の2つがストッパーで半開きにされていました。次回の利用時はこちらで2つをストッパーで残り2つを代用品で開ける予定です

 

窓は全開してありましたが、カーテンが端で固定されているため窓を半分ふさがっていました。端の固定を外してカーテンが窓をふさがずにすむように指定管理者に依頼しました

 

排煙口は壊れて開かず、修理を副支配人に依頼しました

 

 

消毒液

スポーツセンター入口にある消毒液のボトルにアルコール度数の表記がないいが、WHOの定めた濃度60%以上に適応したものをボトルに移し替えて使っていると副支配人に確認しました

 

 

石鹸

洗面台に備え付けの石鹸水はなければ、すぐに補充すると副支配人に確認しました

また洗面台には厚労省の「感染症対策へのご協力お願いします」のポスターが掲示されていました

 

 

検温

必要があれば指定管理者が非接触型 体温計で対応すると副支配人に確認しました

 

 

杉並区スポーツ振興課

杉並区スポーツ振興課はざんかねっとのお知らせ

 

「一般使用につきましては、不特定多数の方にご利用いただくことから、密集・密接とならないための使用方法等について調整したうえで、開始時期を決定いたします」

 

と告知しました。ここからも再開後に調整しはじめて再開前に十分検討してないかった様子がうかがえます

 

「6月14日(土)までの一般使用スケジュールは取消し、空き枠といたしましたので、さざんかねっとにより貸切使用での空き枠予約をし、ご利用いただけます。なお、6月15日以降の一般使用スケジュールの取り扱い及び一般使用の再開時期は、さざんかねっと及び区公式ホームページ等でお知らせいたします」

 

ともありますが、一般使用は事前予約なしに利用できる時間枠で、貸切使用とちがって当日にならないと利用人数が見えずみ収拾がつかないための判断と思われます。5月27日の告知では一般使用はプールにのみ記述があり、プール以外は検討中の記述もありません。一般使用の利用者のことを再開前に十分検討しておらず、6月15日までとはいえ拙速な再開に辻褄を合わせるために安易な対応に見えます

 

5月28日の電話で荻窪体育館 館長も同意しましたが、ざんかねっとのお知らせは文章が分かりづらく必要なことが載っていないことが多いです。独りよがりな文章で堪りません。また告知したことを後日違う内容に上書するので事後検証しづらくなっています。公文書にもあたるなら適正管理なのか疑問です

 

 

荻窪体育館

以下を施設長に電話で確認しました

 

換気

北側扉(非常扉)は近隣住民から汗臭いと苦情があるから開放しないことについての6月1日の荻窪保健センターの回答を伝えましたが

 

「隣マンションの住民が頑なで交渉が難しい。10分程度なら開けてもいいか明後日6月4日までに検討する。でも結論が出るか約束できない」

 

とのことです。開けられないなら、こちらで隣マンションに交渉することを伝えました

 

 

利用人数の制限

荻窪体育館では前述のとおり1人あたり8㎡の全柔道連盟のガイドラインを、根拠なく2倍にして16㎡と規定しました。人の距離が4m空く計算です。5月30日にも上井草スポーツセンター、大宮前体育館、東京武道館の規定と大きな隔たりがあり再検討依頼しましたが、それに加えて「1人当たり8㎡も欧米の大柄な人も含めたあくまでも目安で、子どもなら体格に合わせて柔軟に対応すべき」との全柔道連盟 理事の意見を伝えて再検討を依頼しました。5月28日に施設長が電話で東京都ロードマップでSTEP1での規定でSTEP2になったら見直すと一旦明言し、6月1日から都はSTEP2としましたが今度は

 

「見直ししない」

 

とのことでした。ただし強制力もないそうです

 

また5月28日に荻窪体育館の本部にあたる杉並区スポーツ振興財団 施設管理係長から電話をもらえるように施設長に依頼しましたが電話は未だにないです

 

 

当道場

再開後の稽古は利用人数の制限があるため先着順の申込にしましたが、荻窪体育館の金曜大人クラスは体育館が決めた9人に昨日達しました

 

この後も参加希望者がいると思われるため、荻窪体育館の1人あたり16㎡ではなく、上井草スポーツセンター、大宮前体育館、東京武道館、全柔道連盟の算出に近づけて1人あたり10㎡での人数で稽古することを、すでに参加申込した道場生たちに快く了承してもらいました

 

体育館に強制力がないと確認しているので、今週の金曜大人クラスでは1人あたり10㎡の人数制限で稽古することにします。このことで問題が起き、こちらに非があれば当道場が引責します

 

本日の稽古参加率  65%

  

 

 

2020年6月3日

ファブリーズ

除菌スプレー”ファブリーズ”の P&Gに電話で、新型コロナウイルス関連でよくあるお問合せにあるように、

 

「布用だけでなくファブリーズ全商品がドアノブやデスクなどの硬い表面には不適用でコロナへの効果も未確認」

 

と確認しました

 

  

大宮前体育館

検温

入口で入館者全員に非接触型体温計で検温を実施していました

非接触型はプラスマイナスで誤差が大きいがしばらくは入口での検温を続けると、支配人に確認しました。額など検温部位と体温計との空間の温度に影響されるのか、私も自宅を出る直前に36.8℃°で自転車で30分強かけて体育館へ行き、すぐに検温して35.8℃でした

 

換気

ダイキンのHPにある上手な換気の方法 開ける窓が1つしかない場合を参考に、備品の大型扇風機1台で武道場内から入口に向けて換気しました

 

消毒

入口で入館者全員にエタノールジェル(東亜産業 ハンドジェル アルコール洗浄タイプ)で消毒を促しています

 

受付で武道場で手の触れたところは消毒しいて退室するように、消毒スプレー(全日空商事株式会社A2care)と乾布を渡されました。退室時に、入口や倉庫のドアノブ、鏡扉の取っ手や開け閉めで触れたところ、大型扇風機、延長コード、マット3枚だけでも10分以上かかりました

 

消毒液だけでなく再開後に必要となって各施設で用意した備品は、いずれも区は予算補助をせずに指定管理者に負担させているようです

 

 

子どもたち

近所の下校する子どもたちを何十人も見かけました、マスクをしている以外は以前と同じようにみんながくっついていました。公園でも同じです

 

この日テレビ朝日のニュースステーションで荒川で鹿が捕獲されたニュースの前に、小学生が3人くっついて並んで「密にならないように気をつけます」とインタビューに答えていました

 

 

当道場

本日の稽古参加率 33%  

 

 

 

2020年6月4日

荻窪保健センター

2019年に掲載した当HPの感染症についての確認内容をコロナウィルスにも適応できるか、荻窪保健センターで再確認しました。やはり現時点ではコロナウィルスも他の感染症と同じく

 

「予防には、石鹸と流水での手淡いが最も効果がある」

「口、鼻、眼の粘膜から体内に入って感染する。飛沫感染などもあるが、自分の手で粘膜に触ることで感染するケースが多い。このためまず手を清潔に保つことが重要」

 

と確認しました。これらは再開に向けて最も重要なため、念のため上井草保健センターでも同様に確認しました。上井草保健センターでは

 

「消毒液は高濃度ほど手が荒れるため、いま皮膚科の受診者が増えている」

 

とも伺いました

 

消毒液は荻窪保健センターで、厚労省が事務連絡

 

品薄状態が続いている手指消毒のエタノール(アルコール消毒液)の代替に、濃度60%のエタノール製品を医療機関で使用することを認めた

 

と伺いました。また

 

「エタノールの効果は、濃度70%で飽和になりはじめて、80%までほぼ横ばい」

「エタノール濃度や拭くものにもより、消毒スプレー後の拭き方や乾燥時間は一概に言えない」

  

とのことでした

 

 

隣マンション

隣マンションへ伺い管理人に相談したました。すると

 

「理事会からそのように話したとは考えにくいが、管理会社に相談してみて」

 

とのことでした。またこのマンションには当道場へ通っていた子がいまも住んでいて、その祖母とも話せましたが

 

「マンションができてからずっと住んでて理事もやったこともあるが、そんな話は聞いたことがない。それならできることは協力したい」

 

と温かいお言葉をいただきました 

 

 

荻窪体育館

ホワイトボート

1Fロビーにこの写真のホワイドボードがありました。再開の告知後に荻窪体育館 館長とのべ2時間弱にわたり何度電話でも話しましたが、赤字の注意で室場ごとに定員があること以外は何も知らされていませんでした。また「再びご来館いただけるようになり大変うれしく思っております」とありますが、下足箱やスリッパ、ロビーのソファーも使用禁止にするなど、またいつもの利用者よりも自分たちが管理しやすいことを優先で、まるでなるべく体育館を利用してほしくないかのようにすら見えます

 

 

施設長に確認すると

 

「靴はビニール袋に入れて武道場内に持ち込むようお願いしている」

 

とのことです。畳や床が汚れないように場内に汚れ物を持ち込まないことは武道をたしなむ者たちのマナーです。どんな根拠で下足箱を使用禁止にしたのか不思議ですが、 ソファーと同じく消毒するなど管理をしなくてすませるためだと推測します。下足箱使用禁止にたとえどんな理由があっても、場内に持ち込まずに玄関に置けば足りる、と問うと

 

「それでは玄関が汚れる。ビニール袋を密封すれば武道場も絶対に汚れない」

 

と明言されました。他の利用団体も玄関に靴を置いていました。国内でコロナウィルス感染者が少ない理由として、靴を室内に持ち込まないからという推測も多く報道されています。またいつもの詭弁だと判断しました

 

 

換気

武道場に2つある入口扉は1つしか開いてなかったので、こちらでもう1つ開けました。館長によると

 

「排煙窓は3つあるが、1つはそばにある木に当たるので2つだけ開けた」

 

とのことです。排煙窓は1組に2つ窓があります。正確には開けられたのは1組半で窓で3つ、残り1組半の窓で3つが木に当たって全開できません。もともと法令違反だったようです。また排煙窓数は正確には道路側に3組(1組に窓が2つ)あり、それ以外にも隣マンションに向かった北側扉の上にも1組あります

 

6月2日に再検討を依頼した換気のために武道場 北側扉の開放も

 

「排煙窓を2つ’開けたので換気は十分で、北側扉の必要ない。北側扉は開けるとすぐに隣マンションの住民から苦情があるから開放しない、マンション理事会と取り決めた記録がスポーツ振興財団にある」

 

 

と明言されました。記録とは文書で残っているのか尋ねましたが、黙ってしまい何も回答がありません

 

排煙窓を開けても、上から煙を逃がすために4mくらい高いところにあるため、開けて換気が抜群に高まったと体感はありませんでした。理化学研究所が「満員電車での空気の流れを示したシミュレーション」で、満員電車では窓開けても立っている人には換気できても、座っている人にはほとんど換気されない結果を発表しニュース(動画中6分過ぎ)を見ましたが、同じと考えられそうです。そこで非常扉を試しに開けてみましたが、入口とちょうど対角線で抜群に換気できていると体感しました。またこの日、隣マンションの住民から苦情があったとは体育館から聞いていません

 

 

武道場

「ここでお待ちください」と書かれ足のマークのついた張り紙が壁に全面にありました。畳面では利用人数は9人までとのことですが、なぜか13人分あります。もし立ち位置の目印だとしたら角の隅でとても動けないような位置にもありました

 

 

キックミット

武道場に備え付けの体操マットや木刀などは以前と同じように使えるようになっていますが、キックミットは使えないように片付けられていました。キックミットは人の距離が保ちにくいからかもしれませんが、使い方次第で距離を保って使えます

 

 

記載台

以前から利用のたびに申請書の記載を各体育館か求めらていました。スポーツ庁のガイドラインにも、

 

「施設管理者は、利用当日の受付時に利用者が密になることへの防止や、安全に受付を実施するため、以下に配慮して受付事務を行うことが必要です ~

 

③ 人と人が対面する場所は、アクリル板、透明ビニールカーテンなどで遮蔽すること」

 

とあります。上井草スポーツセンターでは、以前は受付カウンターで記載でしたが再開後は他人と対面しないように隣の人との間にもパーテーションを付けた記載台を新設して、備付けのボールペンは所毒済みと使用後のペンタ立てを分けています

大宮前体育館でも、以前は記載は受付カウンターでしたが再開後は他人と対面しないように隣の人との間にもパーテーションを付けた記載台を新設しています

荻窪体育館では、以前の円形記載台のままで他人との距離が1m保てない程度で、2人でも密接密集にしかなれませんが記載台には

 

「記載の時にはお隣との適切な距離を保つようご配慮ください」

 

と貼り紙がしてあります。またすぐ背面に発券機があり、記載中に発券機の利用者が接近してきました。ボールペンも以前のように使いまわしで消毒はしていない様子です

 

 

記載書類

上井草スポーツセンターや大宮前体育館では再開後にはじめた「体育施設利用者確認票」の記載だけしか求められませんが、荻窪体育館では重複した内容の以前からの「体育施設利用者確認票」の記載も求められました

 

 

密集

体育館入口に親子が30人くらいで密集し、スタッフもさばききれていない様子でした

 

 

当道場

本日の稽古参加率 22%  

 

 

次亜塩素酸水

空間消毒に効果がまだはっきりせず人体への影響が心配されている次亜塩素酸水について、学校へ生徒などがいる空間で噴霧しないように文科省が事務連絡しました。この事務連絡には次亜塩素酸ナトリウムやエタノールの使用時の注意も含まれています

 

 

 

2020年6月5日

隣マンション

管理会社に電話で事情を説明すると、理事長に相談するとのことでした

 

 

キャンセル枠

杉並区の体育施設では貸切使用のキャンセルは、さっざんかねっとの「施設からのお知らせを見る」から確認できます。以前から毎日チェックしていましたが、空手で使用できるキャンセルは日に20件くらいが常です。しかし5月28日から6月5日まで毎日約60~90件もキャンセルされています。拙速な再開のため使用に不安な利用者が大勢いるのではないかと推測します

 

 

荻窪体育館

換気

昨日と同じく北側扉を開けてみましたが、隣マンションの住民から苦情があったとは体育館から本日も聞いていません。同時に床面を利用していた他団体の方に尋ねると

 

「再開後に先日も利用したが、今日は非常扉が開いてて換気がいい。全然違う」

 

とのことでした。

 

 

下足箱

同時に床面を利用していた他団体の方も、靴は武道場の玄関に置いていました

 

 

避難口

マスク着用を促す注意書きを書いたホワイトボードが、まるで入館を拒んでいるように、体育館入口をふさいでいました。出入りに邪魔なだけでなく危険があり、避難時には体育館で最大の避難口のはずです。おそらく法令違反です

 

 

有料ロッカー

再開後はじめての荻窪体育館の利用だった昨日の受付時に、有料ロッカーの支払をせかされました。再開後の施設のようすの確認などで落ち着かないため後日にしてほしいと伝えましたが、いの一番に本日も職員に催促され、使用料3か月分1800円を券売機で発券するようにせかされました

 

有料ロッカーは荻窪体育館では4~9月、10~3月の半年契約になっています。3月9日から施設は閉鎖され、この時点で国からも不要な外出を控えるように要請されていました。上井草スポーツセンターや大宮前体育館でも有料ロッカーを契約していますが、閉鎖で実質使えない3月分は返金、4月以降の分は再開後に改めて連絡するとのことでした。しかし荻窪体育館では3月12日頃に施設長補佐から

 

「返金しない。年度末で収納の都合があるから、4~9月分の支払払いに3月27日までに来るように」

 

と電話がありました。他の施設の状況を伝え、再検討を依頼しましたが、その後も判断権限のない職員からの電話で、

 

「返金や支払日の延期に応じない」

 

とことでした。なぜ施設長から連絡してこないのか尋ねるとプライベートな用件で電話できないとのことでした。その後に施設の閉鎖が延期されることとなってから、また職員から

 

「支払は再開後でいい。返金する」

 

と電話がありました。このため3月分は6月分に充当し4~5月分は不要で、7~9月分の1800円分を本日、せかされるまま発券しました。 以前は契約内容のわかる申請書を記載して発券していましたが、今回は申請書の記載を求められませんでした? 不審に思っていると、以前は「貸出ロッカー使用承認書兼領収書」1枚だけでしたが、今回はホチキス止めされた2枚目に「貸出用ロッカー取扱要綱」があり、注意事項として

 

「すでに納付した使用料は、返金いたしません」

 

とありました。契約内容、特に変更された内容について契約行為にあたる発券前どころか発券後も何ら説明はありませんでした。法的に問題がないか甚だ疑問です

 

 

団体登録

体育館の利用のために団体登録をしていますが、実態にそって構成員の過半数が中学生以下の「少年団体」で2020年2月7日に今年度の手続きしました。今年度初めての稽古でもある再開後初めての稽古をしてみると、どのクラスも高校生など年齢が高いほど参加率が高く、幼児や小学低学年など年齢が低いほど参加率も低い傾向です。子どもたちは年齢の低いほど不安が強いようです。この日の参加は高校生以上が中学生以下より多くなってしまいました。このため参加者が中学生以下で過半数いなかったことを職員から注意されました。結果的にルールを守れなかったことはお詫びしましたが、コロナウィルスの影響がまだまだ大きい状況を考慮してもらえないか、とお願いしました

 

 

当道場

フィジカル・ディスタンスを保つ稽古を心がけましたが、事前に保護者から

 

「うちの子は丈夫でコロナウィルスに絶対に感染しないと思うから大丈夫です」

 

と言われていた高校生がいたので、その子だけは稽古の進行都合で触れました

 

本日の稽古参加率 57%  

 

 

 

2020年6月6日

伊東四朗・吉田照美 親父パッション

2017年に杉並区柔道連盟のメンバーが不正登録で荻窪体育館 武道場を不当に占拠してしまい、当時の荻窪体育館 施設長も柔道連盟を擁護して困り果てたことを、文化放送ラジオの伊東四朗・吉田照美 親父パッションの堪忍袋のコーナーに投稿し採用されたことがあります。今回も伊東四朗さん、吉田照美さんの意見を聞いてみたくて、

 

「さてこの日本で、お客を家に招くときに玄関が不衛生になるから靴はビニール袋に入れて部屋に持ち込んで、と言う人が何人いるでしょうか?私は子どもたちと某区立 体育館で空手をしている者です

 

コロナウィルスの影響で3月から体育館は閉鎖されていましたが、今週から再開がはじまりました。しかし区は再開後の運営指針を何も決めずに、現場の体育館に丸投げしています。体育館の再開についてスポーツ庁でガイドラインを示しましたが、これも守っていません

 

しかも武道場の玄関に下足箱があるにもかかわらず、玄関が不衛生になるから靴はビニール袋に入れて武道場に持ち込めと体育館は指示してきました。『それでは武道場が汚れる』と言うと、『ビニール袋を密閉すれば汚れない』と言い張ります。国内でコロナウィルス感染者が少ない理由として、靴を室内に持ち込まないからという推測があることも知らないようです」

 

と投稿しましたが採用されませんでした。ぜひお二人のご意見伺いたかったです