その後 5
2020年6月15日
杉並区スポーツ振興課
一般使用は事前予約なしに利用できる時間枠です。再開2日目の6月2日になってから杉並区スポーツ振興課はざんかねっとのお知らせで、
「一般使用は6月14日まで中止」
としていました。6月10日の掲載では、
「屋内プールとトレーニング室の一般使用を6月15日から再開」
としたようですが、本日は
「弓道場の一般使用は6月22日から再開」
を加えたようです。このお知らせは後日違う内容に上書するので事後検証しづらくなっていますが、いずれにせよまだアリーナ、小体育室、武道場、教室事業(指定管理者が行っている各教室)の一般使用はまだ調整中です
2020年6月16日
杉並区スポーツ振興財団
杉並区体育協会
荻窪体育館の換気や消毒などの問題点について館長と5月28日から話し続けていますが
「検討しますが約束はしません」
をくり返えし、5月28日に館長に依頼した本部の杉並区スポーツ振興財団施設管理係長からの連絡もいまだありません。そこで杉並区体育協会に相談を試みましたが連絡先はスポーツ振興財団でした。やむなくスポーツ振興財団へ電話して体育協会の方へ連絡をしたいと伝えると、事業係長に用件を聞かれました。荻窪体育館に問題があり、スポーツ庁のガイドラインとも大きな隔たりがあることを体育協会に相談したいと伝えると
「ガイドラインは決まりではない」
と言われましたが、荻窪体育館の実態を知らないので確認して連絡すると約束してくれました。このため杉並区体育協会への相談は保留しました
換気
武道場の排煙口の1つが完全に開かないこと
荻窪体育館 北側扉の開放を求めると、スポーツ振興財団 事業係長によると
「何で見たか覚えていないが、ずっと開けているより開け閉めをくり返すほうが換気の効果が高いと見たことがある」
そうです。たしかに
「一度の換気時間が長いよりも、換気の回数を増やすほうが効率的です」
という記述がLIFULL HOME'Sなどにもありますが、前後の文章からすると例えば30分換気するとしたら1回で30分するより、10分を3回したほうが効果が高いということで、開けっ放しより開け閉めしたほうが換気効果が高いということではなさそうです。またこのサイトにも一般的によく言われる
「2時間に1回で換気時間は5~10分程度が目安」
とありますが、これも前後の文章からするとシックハウス症候群や防カビのための換気で、コロナウィルスも同じとはかぎらないと思われます
空気調和・衛生工学会の新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して緊急会長談話によると
「可能であれば2方向の窓を同時に開け、換気を励行します。ただ、どの程度の換気が十分であるかの確立したエビデンスはまだ十分にありません」
「換気回数は室内の空気の入れ替わりのスピードを表す指標です。つまり換気回数が大きいほど、汚れた室内の空気を外気で希釈し、速く入れ替えることができます」
とあり、換気のスピードの指標を換気回数と言っていて、開けっ放しより開け閉めした回数が多いほうが効果が高いことではなさそうです
「熱中症の心配もあり、換気だけ優先できない」
ともスポーツ振興財団から言われましたが、日本救急医学会など学術団体からの新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた熱中症予防に関する提言の提言では
「屋内においては室内換気に十分な配慮をしつつ、こまめにエアコン温度を調節し室内温度を確認しましょう」
とあります
上井草スポーツセンター
換気
小体育室の排煙口の修理が終わり開けられると、副支配人に確認しましたが、開けてみると2つあるうちの1つは半開しかできませんでした
消毒
指定管理者 東京アスレティッククラブ副支配人に、
「次亜塩素酸ナトリウムを消毒に使っているのは、現時点ではプールのみで小体育室やアリーナでは使っていない。次亜塩素酸ナトリウムを使うことが今後あれば事前に連絡する」
と確認しました
また小体育室に利用者が適宜消毒できるように備え付けられた消毒スプレーは次亜塩素酸水で、
「利用者から卓球台に汗がつくので消毒したいが、エタノールは台の塗装が剥げる」
との意見があったからだそうです
大宮前体育館
消毒
指定管理者 コナミスポーツクラブ 支配人に
「次亜塩素酸ナトリウムを消毒に使っていない。次亜塩素酸ナトリウムを使うことが今後あれば事前に連絡する」
と確認しました
体育館入口で行っていた入館者全員の検温は行っていませんでした
小学校での集団感染
5月29日から児童6人のコロナウィルス感染で休校していたた北九州市の守恒小学校が、明日6月18日から分散登校で再開が決まりました。国のクラスター対策班の暫定報告では集団感染の原因として
「着席した児童が話す際に、体の向きを変えたりして近くなっ可能性がある」
「感染している児童が一緒に遊んだり下校したりして、接触した機会があった」
と報告しました